1801日語写作第3回:3月12日
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皆さん、おはようございます。
日語写作第3回目の授業です。
今日はまずは先週できなかった擬態語の問題から始めます。
擬態語
日本語にはたくさんの「擬態語」や「擬音語」が出てきます。
擬態語の使い方を習得すれば文章の表現力がアップします。
問題にチャレンジしましょう。下の語群からふさわしいものを選んでください。
- 家で遊んでいたら高価な皿を割ってしまって、母に( ① )に怒られた。
- 明日から旅行で( ② )している。
- 隣の部屋がうるさくて( ③ )する。
- 部屋が片付いて( ④ )した。
- 子犬が車の多い車道を横切っていて( ⑤ )した。
- 試験が終わって( ⑥ )した。
- 今日もまたあいつの顔を見ないといけないかと思うと( ⑦ )する。
- 箱を開けると中には金貨が( ⑧ )入っていた。
【語群】
ぎっしり、すっきり、わくわく、そわそわ、ほっと、かんかん、うんざり、はらはら、いらいら
作文の添削
皆さんに書いてもらった「新型肺炎と私の生活」の文章を一緒に直しましょう。
次の下線部を適切な日本語にしてください。( )に指示があるものはその通りにしてください。
- 外出する時みんな必ずマスクを着ないではいけません。
- 悲しことに、春節後の二日目に、道路は封鎖されたことになりました。
- でも、最近は宿題が多いので読み続けませんでした。
- 最初の週は世の大学生と同様、毎日学校に行きたいと言ってながら遊びました。
- 感染が確認されたのは今まで3人だけだが、万が一のため、外出を減少しないといけない。(減少の代わりに他の言葉に)
- 今学期は日本へ留学するつもりだったのに、ウイルスのため行けなくなった。全部の手続きも終わったのに、とても残念だった。
-
毎日家に寝て、食べて、ネットサーフィンして時間を殺します。(殺すの代わりの別の言葉に)
-
母の手作りの料理は非常においしいので、つい食べすぎた。(不適切ではないが、もっと伝わりやすい表現に)
-
「このような生活は一体どんな時に終われるかな」と私は最近繰り返し繰り返し自問している。(日本語で一般的に使われる表現に)
-
家事労働の能力を以前より大変良くなった。(助詞の訂正)
-
毎日家で何もできません。アニメを見て、お菓子を食べて、一日が終わります。休みになったばかりの時は、このような日々がとても快適が感じです。
-
多くの病気の人が病院に送れずに死んでしまいました。
-
もともとにぎやかな旧正月が肺炎のせいで、人々は互いにあいさつを交わすことができなかった。
-
その流行は現在中国にとどまらず、世界各国から発生も報告された。
-
親友と会えないし、外に出れないし、映画も見に行けない。ショッピングすら楽しまない。
読書感想文問題
日本人が書いた読書感想文を読んで問題に答えてください。
今、教科書がありませんが、教科書の課題は「感想文を書こう」です。
感想文を書くのに役立つ表現がたくさん使われているので確認してください。
- 下線部「いいのだ」の「のだ」の用法は理由、納得、主張 のうちのどれですか?
- ( )に適切な言葉を下の語群から選んでください。
- ( 擬態語① )、( 擬態語② )に入る適切な擬態語は何ですか?
『こころの道』を読んで
3月11日の東日本大震災に端を発した日本の苦悩はすさまじかった。
どこまで続くというのか、( ① )余震と計画停電、猛暑、台風による被害と、もうここまでくると被災が他人ごととは思えず、いつ自分の身に降りかかってくるかも分からないという、底知れぬ恐怖や不安と対峙(たいじ)し、生きていること自体が空しく苦しく、( ② )きた。家も家族も瞬時に津波に呑み込まれてしまって為すすべもなく、茫然とたたずむ人々をテレビで観るにつけ、同じ人間としてどうしても涙がとまらなかった。
なぜ、これほど生は辛いのか。人間は、なぜこれほどの試練を受けねばならないのか。この世に神はいないのか。仏はいないのか。自問自答を繰り返し、いつの間にか、終わりのない地獄の苦しみのトンネルに( 擬態語① )はまり込んでしまった。
人は、なぜ生きるのか。なぜ苦しんで生きねばならないのか。迷いはさらなる迷いを呼び込み、もう立ち直れないほど、( ③ )落ち込んでしまった。
そして、明日はわが身。いつ何時、不幸に見舞われるか分からない
そんな矢先、( ④ )『こころの道』を手にした。何気なくだったが、( 擬態語② )あいた心の底には藁にもすがりたい思いがあったのかもしれない。
『こころの道』のページをめくって、( ⑤ )感じたことは東日本大震災の教訓をふまえ、果たして人間の豊かさってなんだろうということであった。人間の欲には際限はないし、物やお金がたくさんあるから豊かだとは限らない。『こころの道』を丁寧に読みながら、とどのつまりは、「足るを知る」という結論に達した。
例えば、やわらかい水でも硬い石に穴をあける「雨だれの説法」で、音羽の明詮という大徳になった僧の話など、( ⑥ )辛く苦しいことでも、継続すれば大きな力となることを発見した喜びがあった。本から学んだ貴重な教訓であった。
そうだ、今回の大震災のように、どんなに苦しい試験を与えられても、それを乗り越えるためには、水になればいいのだ。水になって復興という大きな目標を持てばいいのだ。
500万人に1人といわれる難病中の難病である「副甲状腺機能低下症」を患う次男も、原因不明の不治の病気に腐ることなく、己を鼓舞(こぶ)し、「足るを知る」という心境にたどりついたがゆえに「なぜこんな身体に産んだ」と一言も愚痴ることなく魂をこめて今日を精一杯に真剣に生きている。
やがて全国から10代、20代の若きボランティアが率先して被災地をめざし、救援活動を始めた。現代の若者はだめだ、という世評をあざ笑うかのように。さらに何があっても絶対に復興させるのだという地元の団結力も強まった。水が流れ出したのだ。
( ⑦ )苦しみの中に一条の光を私は、見た。
その光は、どんどん大きくなっていく。
( ⑧ )復興という、とてつもなく大きな光のかたまりとなっていくことだろう。(続く)
単語:
*とどのつまり=結局 *たたずむ 佇む 伫立,站着 *なすすべもなく 成す術もなく *矢先=物事が始まろうとする、ちょうどそのとき。
【語群】
終わりのない やがては 真っ先に どん底の 重くのしかかって とめどなく ふと どんなに
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