接触アプリ名は「COCOA」 濃厚接触疑いある場合通知 午後運用

Posted 2021-03-29 NewsWebEasy

Play

新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんした人ひとと濃厚のうこう接触せっしょくした疑うたがいがある場合ばあいに通知つうちを受うけられるスマートフォン向むけのアプリについて、加藤かとう厚生あつお労働ろうどう大臣だいじんは、19日にち午後ごご3時じごろから運用うんようを開始かいしすると発表はっぴょうし、広ひろく利用りようを呼よびかけました。

加藤かとう厚生あつお労働ろうどう大臣だいじんは、閣議かくぎのあとの記者会見きしゃかいけんで、アプリの概要がいようを発表はっぴょうしました。

それによりますと、アプリは「COCOA」という名称めいしょうで、スマートフォンを持もっている人ひとどうしが15分間ふんかん以上いじょう、1メートル以内いないに近ちかづくと、相手あいてのデータを互たがいに記録きろくします。

そして、仮かりに利用者りようしゃが新型しんがたコロナウイルスに感染かんせんした場合ばあいに、情報じょうほうを登録とうろくすれば、記録きろくされた相手あいて先さきに濃厚のうこう接触せっしょくの疑うたがいがあると通知つうちする仕組しくみです。

アプリは、19日にちの午後ごご3時じから運用うんようを開始かいしし、インターネットで無料むりょうでダウンロードできます。
加藤かとう大臣だいじんは「本人ほんにんの同意どういを前提ぜんていとした、個人こじん情報じょうほうを記録きろくしない安心あんしんして利用りようできる仕組しくみになっている。利用者りようしゃが増ふえることで感染かんせん拡大かくだいの防止ぼうしにつながることが期待きたいされる」と述のべ、広ひろく利用りようを呼よびかけました。

一方いっぽうで、普及ふきゅうの目標もくひょうについては「政府せいふとして具体的ぐたいてきな数値すうち目標もくひょうを決きめているわけではない。いたずらに設定せっていするより、1人にんでも多おおくの方ほうに利用りようしてもらえるように努力どりょくしたい」と述のべるにとどめました。

竹本たけもとIT担当たんとう相しょう「可能かのうなかぎり多おおくの人ひとに」

竹本たけもとＩＴ担当たんとう大臣だいじんは、記者会見きしゃかいけんで「すでにアプリが導入どうにゅうされているシンガポールでは利用りようが少すくなく、なかなかクラスターの発見はっけんには至いたらなかったと聞きいている。可能かのうなかぎり多おおくの人ひとにアプリを装着そうちゃくしてもらえるよう、いろいろな手段しゅだんを通つうじて国民こくみんの皆みなさんに要請ようせいしたい」と述のべました。

あわせて読みたい

※　プログラムでふりがなを付つけているので、間違まちがっている場合もあります。